中国でのオミクロン株のざわつき具合は?
2021年11月30日よりオミクロン株の侵入防止のため日本への外国人の入国全面禁止に踏み切りました。
今までの後手後手の対応からすればなり思い切った策ですね。
一方中国ではどうかというと今のところ外国人の入国を禁止するなどの規制は今のところ出されていません。
そして今のところ香港で入国後の隔離者2名がオミクロン株に感染していると発表されましたが、
中国本土での感染者の報告はありません。
では、中国の感染状況はどうなっているかというと下のとおりです。
赤字の「383」人が1日の新規感染者数です。日本の新規感染者数が100人前後ですので、
3倍ですが、人工は10倍以上ですのでなり感染は抑えられている数字です。
アフリカからの流入に戦々恐々
厳格管理でかなり制御出来ているのでオミクロンも楽勝!かとは中国でも思われていません。
なぜかというと発生源のアフリカと中国はなり親密で人の往来も多く、
これまでも多くの国外からの流入患者はアフリカからの渡航者でした。
ほとんどは入国時の2週間ないしは3週間離期間中に発見されていましたが、
一部は市中に入ってしまい、クラスターになったこともあります。
オミクロンでもそのような事態になることを政府も一般市民も恐れています。
厳格管理継続中
中国では相変わらず公共機関、公共交通、公共施設に入る際は健康コードの提示とマスクの着用が義務づけられています。
一時期緩んでチェックが疎かになるときもありますが、その都度、中央からの指示なのか地元政府が
監査や指導で引き締めを行っており、安心ムードを打ち消しています。
この体制が続く限りオミクロン株が例え流入してきてもある程度制御出来るのではないかと感じています。
つくづくこのようなパンデミックに対して中国の管理体制が西側諸国の自由主義、
個人主義と比較して有効なのだと感じます。
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